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「創基151年筑波大学50周年記念基金」へのご協力について

本学は、2023年に開学50周年を迎えます。また、明治5年(1872年)、明治政府によって創立された師範学校から東京教育大学に至る前身校の歴史も合わせると、150年を超える日本で初めての高等教育機関でもあります。

開学50周年を迎えるにあたり、そのレガシーのもと、未来に向け本学がさらなる発展をするための研究支援や人材育成の支援及び施設の充実を図るため、筑波大学基金に「創基151年筑波大学50周年記念基金」を設け、10億円の寄附獲得を目指しております。

グローバル社会の中で、コロナ感染症や経済・金融問題などを例に取るまでもなく、問題は国境を超えて瞬く間に広がっていきます。解決すべき課題は地球規模で共有しなければならない問題であり、解決に向けては従来型の発想を越えたイノベーションが必要です。これらを解決するために、本学には教育、研究、およびそれらを基盤とした社会とのエンゲージメントが求められています。研究学園都市で新構想大学として出発した本学は、先端的な研究教育拠点、知の国際連携活動拠点、そして我が国の産官学協働の拠点として育ってまいりました。今後は、本学は持てる力を結集して、地域と地域社会、国と国民、世界と人類の公益に資する開かれた大学として努力を続けてまいります。

つきましては、「創基151年筑波大学50周年記念基金」へのご理解ご協力を賜りたく、よろしくお願い申し上げます。

 

筑波大学長
永田 恭介